2016年2月1日 (仮訳)ベネズエラ産のPseudoplectania属新種 Iturriaga, T., Mardones, M. & Urbina, H., 2012. A new species of Pseudoplectania (Sarcosomataceae, Pezizales) from Venezuela. Kurtziana. Available at: http://www.scielo.org.ar/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S1852-59622012000100007 [Accessed January 31, 2016]. 【R3-02615】2016/02/01投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ベネズエラ南部、ボリバル州の熱帯林で採集された菌を検討し、Pseudoplectania ryvardeniiとして新種記載した。 本種は柄が短く、子嚢胞子にコンゴ―レッド染色時のみ見られる小型の疣を有し、側糸が無色円筒形であることなどで特徴づけられた。 本属にはこれまで、本種のような光学顕微鏡下で視認可能な装飾を有する子嚢胞子は知られてこなかった。 Venezuela, Bolívar State, Gran Sabana, Canaima National Park, Gallery forest in Luepa (新種) Pseudoplectania ryvardenii Iturr., M. Mardones & H. Urbina 語源…Ryvarden氏に献名 【よく似た種との区別】 Pseudoplectania carranzae 新熱帯に分布する 子嚢盤が有柄 子嚢胞子が球形 本種より子嚢盤のサイズがずっと大きい 本種と異なり子嚢胞子にコンゴ―レッド染色時のみ見られる小型の散在する疣を欠く 本種と異なり側糸が無色ではなく淡黄色 本種と異なり側糸が直線状ではなく屈曲し先端が鉤状 本種と異なり側糸が時に分枝する Pseudoplectania ericae 側糸が無色 本種と異なり新熱帯における分布が知られていない 本種より子嚢盤のサイズがずっと大きい 本種と異なり側糸が頂部で2-3回分枝する Pseudoplectania kumaonensis 本種と異なり新熱帯における分布が知られていない 本種より子嚢盤のサイズが大きい 本種と異なり側糸同士がゼラチン質により密着、凝集する 本種と異なり側糸が無色ではなく淡黄色 Pseudoplectania melaena(ニセクロチャワンタケ) 本種と異なり新熱帯における分布が知られていない 本種より子嚢盤のサイズがずっと大きい 本種と異なり側糸が無色ではなく黒色の内容物を含む 本種と異なり側糸が頂部で2-3回分枝する Pseudoplectania nigrella(クロチャワンタケ) 新熱帯に分布する 本種と異なり子嚢盤に明瞭な柄を欠く 本種より子嚢盤のサイズがずっと大きい 本種と異なり側糸がオリーブ褐色のゼラチン質に埋生する 本種と異なり側糸が直線状ではなく屈曲し先端が鉤状 本種と異なり側糸が頂部で分枝する Pseudoplectania sphagnophila 子嚢盤が有柄 側糸が無色 本種と異なり新熱帯における分布が知られていない 本種より子嚢盤のサイズがずっと大きい 本種と異なり側糸が無色ではなく黒色の内容物を含む 本種と異なり側糸が直線状ではなく屈曲し先端が鉤状 Pseudoplectania stygia 子嚢盤が有柄 側糸が無色 本種と異なり新熱帯における分布が知られていない 本種より子嚢盤のサイズがずっと大きい 本種と異なり側糸が直線状ではなく屈曲し先端が鉤状 Pseudoplectania vogesiaca 子嚢盤が有柄 本種と異なり新熱帯における分布が知られていない 本種より子嚢盤のサイズがずっと大きい 本種と異なり側糸が無色ではなく褐色 本種と異なり側糸が直線状ではなく屈曲し先端がコイル状または鉤状